カラス被害に困っていませんか?ごみ置き場リニューアルレポート

2023年5月7日

今回は、ほぼ全てののアパート・マンションオーナーが直面したことがあるであろう悩ましい問題、

ごみ置き場の鳥獣被害問題

について取り上げます。

 

実際に弊社で対応した事例をもとに解説していきます。

 

対策施工前のごみ置き場

今回ご紹介する事例の物件は名古屋市近郊の全47戸・全て1Kのマンションです。

以前からごみ置き場がカラスに荒らされるケースが多発していました。

ごみ置き場の形に合わせたネットを設置し、入居者様にも何度もごみ出しの際にはネットをしっかりかけるよう掲示をしたり、案内文を投函したりしてきましたが…。

 

※実際の写真です

ネットに少しでも隙間があるとカラスが引っ張り出してしまい、この有様です。生ごみ等から臭いも発生しますし、害虫が発生する危険もあります。

こうなってしまう度に、弊社で掃除にかけつけたり、近隣住民の方・町内会の方がご厚意で掃除をしてくださるという状態でした。

 

対策・改善方法

なんとかこの問題を解決するために、ごみ置き場自体を柵のようなもので囲ってしまう作戦を検討。

ネットをかけるのではなく、扉開閉式のごみ庫を設置することで物理的に隙間をできなくしようと考えました。

 

業者から見積りも届き、工事日も決定。いざ施工!

 

…の前に、念のため市の環境センターへ設置してOKか確認をしてみました。

が、回答はなんと設置NG。市のルールや基準があるので、その基準の中で対策してくださいとのこと。(事前に相談しておいてよかったです。)

 

商品や方法の選定からやり直し、何度も環境センターへ足を運び打ち合わせをし、ようやく施工の許可が出ました。

 

施工後

実際の施工後のごみ置き場です。

レール式のスライドネットを設置しました。

見た目ほど重くないので、女性やお年を召した方でも簡単に持ち上げられます。

地面との隙間もできないので、カラスにごみを引っ張り出されることもありません!

 

実際に、設置以降「ごみが荒らされている」という苦情は一切入っていません!

 

こういった「ごみ問題」を放置しておくと、せっかく内覧に来て下さったお客様に悪印象を与えてしまったり、近隣住民の方と揉めてしまう原因にもなります。

地域によってルールが違ったりしますので事前確認は必要ですが、早めの対策が必要ではないでしょうか。

 

 

今回はごみ置き場リニューアルについて解説しました。

名城企画では、空室対策以外にもさまざまな設備の設置・改修等も承っております。

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